MISC

2004年

まちづくりを基盤とした津波防災について

月刊地球/号外
  • 山下 隆男
  • ,
  • 永井 貴子
  • ,
  • 芹澤 重厚

51
1296-1300
開始ページ
1296
終了ページ
1300
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2208/proce1989.51.1296
出版者・発行元
Japan Society of Civil Engineers

現状での津波防災対策を検討してみると, 以下のような問題点があることが指摘できる. i) 避難に重点が置かれすぎている. ii) 個人財産防護への対策, 指導が不足している. iii) 各種津波対策の間でのシステマチックな連携が弱い (対策間の連携が不足している). すなわち, 「津波防災の観点からのまちづくり」が進行していない.津波に強いまちとは, 津波に強い場所・制度づくりと, 津波に強い人づくりの両方が実現されたまちである, 住民が平常時の生活を送るにあたっては, 暮らしやすく快適な, まちとしての機能も充分に確保されていることが必要である. 本研究では, 津波に強いまちを作るためには, どういった行動を進めていくことが必要なのかについて検討した.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2208/proce1989.51.1296
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130003807697
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00368602380?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.2208/proce1989.51.1296
  • ISSN : 0916-7897
  • CiNii Articles ID : 130003807697

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