2006年
フレックスタイム導入下の通勤・業務交通に対する最適道路交通容量割り当て
土木計画学研究・論文集
- ,
- 巻
- 23
- 号
- 開始ページ
- 895
- 終了ページ
- 902
- DOI
- 10.2208/journalip.23.895
- 出版者・発行元
- Japan Society of Civil Engineers
道路通勤混雑の緩和策として, 多くの都市では時間分散型のTDM施策の導入を検討, 実施している.しかしながら, これらの施策が広く導入されると, これまで通勤時間帯が終わってから発生していた業務交通の一部が通勤時間帯においても発生するようになる. 本研究では, フレックスタイム下における通勤交通と業務交通の錯綜に対して, 道路交通容量の最適割り当て問題を考える. この際, 割り当てられた交通容量に対する通勤交通と業務交通の発生時刻分布を求める理論モデルを提案し, 数値例とともに通勤・業務交通に対する効率的な道路運用, ならびにインフラ整備投資の配分のあり方を明らかにした.
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- ID情報
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- DOI : 10.2208/journalip.23.895
- ISSN : 0913-4034
- CiNii Articles ID : 130004039538