2016年3月
L’après-guerre de Duras
「文学・映像・戦争・政治《20世紀フランス文学は語る》―マルグリット・デュラスを中心に」
- 記述言語
- フランス語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 立教大学
- 開催地
- 立教大学
1914年生まれのマルグリット・デュラスの作家活動はおもに戦後であるが、彼女の作品は戦前、戦中の個人的な体験を扱ったものも多い。1942年の最愛の兄と死産にて最初の子どもを失った体験が、43年に作家としてデビュー作を刊行した作家の人生において、どのような形で刻印されたのか、分析を試みるとともに、デュラス研究の展望について言及した。