MISC

2010年1月

Klotho関連タンパク質KLrPを介した新しいグルコシルセラミド代謝経路

生化学
  • 林 康広
  • ,
  • 沖野 望
  • ,
  • 伊東 信

82
1
開始ページ
47
終了ページ
53
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(公社)日本生化学会

グルコシルセラミド(GlcCer)代謝に関する最近の知見をまとめ、著者等の、老化制御蛋白質Klotho-related protein(KLrP)に関する研究成果を紹介した。細胞質に存在する新規GlcCer分解酵素として同定されたKLrP発見の経緯、KLrPが介在する新しい糖脂質(GlcCer)代謝経路の存在、KLrPのX線結晶構造と反応機構の解析、GlcCer分解酵素の細胞内局在と生理的意義、およびゴーシェ病発症の分子機構とKLrPの関与などについて述べた。

ID情報
  • ISSN : 0037-1017
  • 医中誌Web ID : 2010130617

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