2017年3月
感情・感覚を表す擬態語の語彙特性についての考察ー擬態語動詞の観察を中心にー
言語研究
- 巻
- 号
- 151
- 開始ページ
- 86
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 日本言語学会
多くの擬態語の中から感情や感覚を表すものを抽出しいくつかに分類して文法的性質を観察した。また、「擬態語+する」の形態になるものに焦点を当て、今まであまり実証的研究はされていなかった「ずきずきする」のような擬態語動詞を取り上げ、その特性について分析した。これらの動詞的性質は一様ではなく、文法性判断基準によりテスト結果を分析し、本質的な語彙的性質について論じた。