2010年 - 2012年
前十字靱帯不全膝の荷重スポーツ動作における運動解析
科学研究費助成事業(大阪保健医療大学) 科学研究費助成事業(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
荷重位での膝関節の運動解析を実施し、前十字靱帯不全膝の特徴を明らかにすることを本研究の目的とした。健常膝における両脚と片脚の着地動作を比較すると、片脚では下肢関節の屈曲角度が減少した。跳躍方向による比較では、前方よりも側方跳躍の膝外反モーメントが大きくなったが、側方跳躍の方向(内側・外側)による差を認めなかった。片脚立位での体幹後傾動作を用いて、脛骨大腿関節の前後変位量を測定した結果、健常膝よりもACL不全膝の方が大きく、最大後傾位での膝関節屈曲角度にも差を認めた。
- ID情報
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- 課題番号 : 22500596
- 体系的課題番号 : JP22500596