2009年 - 2011年
レーザー加速電子によるレーザー光の逆コンプトン散乱エックス線発生と遠隔透視応用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
本研究の目的は,超高強度レーザー加速電子によるレーザー光自身の逆コンプトン散乱X線を開発し,それを用いて,後方散乱遠隔透視法の実証を行うことである.現有の3TW超高強度レーザーレーザーの2段の立体構成による小型化と出力増強(出力lJ,パルス幅100fs)の結果,世界初でレーザー加速準単色電子ビームバンチによる6及び11keVの逆コンプトンX線発生に成功し,結果はApplied Physics Express 5(2012) 056401に掲載.米国物理学会,プラズマ核融合学会年会でも報告した.遠隔透視技術の実用化のため調査研究を開始した.
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- 課題番号 : 21244088
- 体系的課題番号 : JP21244088