阿部克彦 (ABE KATSUHIKO) - マイポータル

基本情報

所属: 神奈川大学経営学部経営フランス語准教授

J-GLOBAL ID: 200901093463959770
researchmap会員ID: 1000316222

研究キーワード

研究分野

人文・社会 / 美術史 / 美術史、イスラーム美術史

経歴

2004年 - 2007年

神奈川大学経営学部専任講師
2007年

- 神奈川大学経営学部准教授

論文

近世日本におけるイラン・インド染織品の輸入とインド洋交易

歴史評論 (826) 30-42 2019年2月招待有り
宮廷の錦：日本におけるサファヴィー朝絹織物コレクション

近藤信彰編

No. 105 223-241 2015年
サファヴィー朝後期の宮廷饗宴図考察－アーガー・ハーン・コレクション所蔵のアッバース2世の饗宴図を中心にー

『国際経営フォーラム』 (20) 91-108 2009年7月
「サファヴィー朝期のペルシア陶器に見られる中国の影響」（韓国語訳）

Misulsa Yeongu『美術史研究』 (23) 29-57 2009年招待有り
「サファヴィー朝陶芸史研究の方法論 -ケルマーンの新資料を中心に-」

『麒麟』 (15) 89-114 2006年3月
「イラン・サファヴィー朝陶芸における意匠の系譜－ケルマーンの下絵付けタイルを中心に－」

『鹿島美術研究』（鹿島美術財団） (年報第20号別冊) 183-193 2003年11月
"Islamic Art History: An Ignored Area in Art History Studies in Japan", Near Eastern Studies in Japan: Islamic Period.

Orient (37) 91-97 2002年
「サファイヴァー朝以降のイランのタイル－ケルマーンの釉下彩タイルを中心に－」

『砂漠に燃え立つ色彩－中近東5000年のタイル・デザイン』 33-40 2001年
"L'or et l'argent dans la peinture japonaise"

『Cahiers du Centre de l'Asie de l'Est』（モントリオール大学東アジア研究所紀要） (5) 1-18 1988年3月

書籍等出版物

イスラームにおける聖なるものの表象ー預言者・聖者の描写についてー

高城玲編 (担当:共著, 範囲:第８章)

丸善出版 2017年1月
布を通して見た江戸期日本の異文化受容ーイランの絹織物を通してー

高城玲編 (担当:共著, 範囲:第５章)

丸善出版 2017年1月
『民衆のイスラーム -スーフィー・聖者・精霊の世界-』

赤堀雅幸編 (担当:共著, 範囲:第6章「民衆のなかの聖なるイメージ -イランの聖者像から-」)

山川出版社 2008年3月
『イランを知るための65章』

岡田恵美子, 北原圭一, 鈴木珠里編著 (担当:共著, 範囲:第18章「エスファハーンの輝く彩画タイル -イランの建築装飾の技法と美-」)

明石書店 2004年9月

講演・口頭発表等

近世日本美術における輸入染織品の役割と影響

国際科学応用会議「手工芸と民俗応用美術発展の展望」 2019年9月13日コーカンド国際手工芸フェスティバル委員会招待有り
近世アジア交易と渡来染織品について

「東アジアにおける東西文明の出会い或いは衝突」研究班研究会 2018年11月21日「東アジアにおける東西文明の出会い或いは衝突」研究班
松浦家伝来渡来上着にみられるサファヴィー朝期織物について

日本オリエント学会第60回大会 2018年10月14日日本オリエント学会
日本文化におけるイラン絹織物収集の影響

日本ーイラン関係の展望変わりゆく社会と文化の視点から 2017年3月6日笹川平和財団招待有り
「江戸期日本に渡ったイランの絹織物」

セミナー「イラン－日本関係史」 2015年7月22日在京イラン大使館招待有り
"Collecting Iranian Silk textiles During the Edo Period (1603-1867) in Japan"

International Conference: Textile Trades and Consumption in the Indian Ocean, from Early Times to the Present. 2012年12月3日 Indian Ocean World Centre (IOWC), McGill University
「名物裂にみるサファヴィー朝絹織物について」

北大史学会月例研究会 2012年6月16日北海道大学史学会
「江戸期渡来のサファヴィー朝絹織物」

共同利用「近世イスラーム国家と多元的社会」第3回研究会 2011年12月10日東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
"Safavid silk as gift for Shogun; Iranian textiles in Japan during the Edo Period (1603-1867)"

7th European Conference of Iranian Studies (ECIS 7) 2011年9月10日 Societas Iranologica Europaea (S.I.E.)
「イスラームの絵入り占い本の世界」絵入り占い本の国際的比較研究会議戦略的研究基盤形成支援事業「15～17世紀における絵入り本の世界的比較研究の基盤形成」研究会

絵入り占い本の国際的比較研究会議 2010年1月29日戦略的研究基盤形成支援事業「15～17世紀における絵入り本の世界的比較研究の基盤形成」研究会
サファヴィー朝期のペルシア陶器に見られる中国の影響

サファヴィー朝期の陶器の意匠は, 明代中国の輸出用磁器の忠実な模倣から始まった。しかし, 明代末の混乱期に景徳鎮窯の生産が衰えると, 次第に中国的意匠と, 同時代のイランの美術の特徴を併せ持った折衷型のデザインが生み出され, 次第にイラン的な美意識を色濃く表したものへと変容を遂げていった。本稿では, その受容と変容, 新様式の生成のプロセスを分析, 考察した。

International Symposium 2009: East-West Contact in Art 2009年10月10日 Misulsa Yeonguhoe (Art Association of Korea) 招待有り
サファヴィー朝装飾美術様式のインドへの伝播 -染織意匠を中心として-

「ペルシア語文化圏の歴史と社会」 2008 年度第 1 回研究会「美術からみたペルシア語文化圏」 2008年6月29日東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
「サファヴィー朝イランの装飾文様」

シンポジウム西アジアのやきものとガラスを語る 2007年3月18日愛知県陶磁資料館
イスラームの錦－サファヴィー朝を中心に－

特別展『中近東の織物－コプト織とペルシア錦・絨毯』講演会 2006年5月中近東文化センター

所属学協会

Works(作品等)

ソフィー・マカリウ著「イスラームと地中海ー矛盾した出会い？」仏文和訳

監修:ジャン=リュック・マルティネズ, 三浦篤

2013年その他
ペルシア語文化圏の歴史と社会

2007年 - 2008年
『パリの万華鏡－多彩な街の履歴書－』ミシェル・パンソン、モニク・パンソン=シャルロ著、野田四郎監訳

2006年5月その他
「貴人の装い -サファヴィー朝ペルシアの錦-」

イスラム美術における織物の特徴を, サファヴィー朝ペルシアの作例を中心に概説した。

1998年10月その他

共同研究・競争的資金等の研究課題

宗教・文化混合地域における企業経営―イスラーム圏とヒンドゥー圏の比較研究を通して

文部科学省科学研究費補助金基盤研究（C）基盤研究(C) 2010年4月 - 2013年3月

阿部克彦, 小島大徳
ペルシア語文化圏の歴史と社会

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 2007年4月 - 2008年3月
東文研班研究「イスラーム美術の諸相」

東京大学東洋文化研究所 2007年7月

桝屋友子, 深見奈緒子真道洋子小林一枝鎌田由美子
イスラーム世界の詩画帳に関する文化史的・芸術史的観点からの総合研究

文部科学省科学研究費補助金基礎研究B 基盤研究(B) 2003年4月 - 2006年3月

ヤマンラール水野美奈子, 黄暁芬, 杉村棟, 小柴はるみ, 桝屋友子, 阿部克彦
東西交易による文物・情報の伝播と異文化の受容について

2005年4月
16～17世紀サファヴィー朝期イランの文化・芸術史(陶芸、染色などの工芸史を中心に)

2005年4月
イラン・サファヴィー朝陶芸における衣装の系譜－ケルマーンの下絵付けタイルを中心に－

鹿児島美術財団2002年度研究助成 2002年5月 - 2003年4月
イスラーム地域研究

文部科学省科学研究費補助金創成的基礎研究 2000年4月 - 2002年3月

社会貢献活動

第７回「民衆のなかの聖なるイメージ-イランの聖者像から」

講師

国際交流基金中東理解講座「スーフィー・聖者・精霊の世界－民衆のイスラーム」財団法人国際文化会館講堂 2005年3月