木村 穣

J-GLOBALへ         更新日: 18/11/17 08:33
 
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研究者氏名
木村 穣
 
キムラ ミノル
所属
東海大学
部署
医学部 医学科
職名
教授
学位
博士(理学)

プロフィール

大学院時代は大腸菌の染色体複製に関する遺伝子(のちにDNA copolymeraseIIIと判明)の変異体およびその遺伝子塩基配列の解析により、理学博士の学位を得た(1981)。その後、真核生物の分子遺伝学に興味を持ち、慶應義塾大学医学部分子生物学教室(渡邊格教授)を経て東海大学に1985年に移っている。企図振戦を示す自然突然変異マウスが中枢神経系ミエリンを形成するMBP遺伝子に20Kbの欠失を生じていることを突き止め、勝木元也博士と共同でこのシバラーマウス受精卵にcDNAを導入することにより企図振戦を回復することに成功した(1989)。一方、通常のマウス受精卵にアンチセンスcDNAを導入するとにより、振戦を生じさせることにも成功した(1988)。その後も勝木先生とともに、発がん性の高いヒトc-Ha-ras遺伝子導入マウスをはじめとして遺伝子導入マウス、またES細胞を用いた遺伝子ノックアウトマウスも多数作成し、分子生物学的側面から関わった。さらに猪子英俊博士ととともにヒト相関解析結果から求められた疾患感受性遺伝子について遺伝子操作マウス開発を行っている。また最近はCRISPR/Cas9の手法も駆使している。

研究分野

 
 

論文

 
Uchibori M, Aoyama KI, Ota Y, Kajiwara K, Tanaka M, Kimura M
Oncology reports   38(4) 2237-2242   2017年10月   [査読有り]
Akatsuka H, Kuga S, Masuhara K, Davaadorj O, Okada C, Iida Y, Okada Y, Fukunishi N, Suzuki T, Hosomichi K, Ohtsuka M, Tanaka M, Inoue I, Kimura M, Sato T
Biochemical and biophysical research communications   491(4) 1098-1104   2017年9月   [査読有り]
Endo H, Eto T, Yoshii F, Owada S, Watanabe T, Tatemichi M, Kimura M
Biochemical and biophysical research communications   489(2) 211-216   2017年7月   [査読有り]
Mani GK, Miyakoda K, Saito A, Yasoda Y, Kajiwara K, Kimura M, Tsuchiya K
ACS applied materials & interfaces   9(26) 21651-21659   2017年7月   [査読有り]
Mugikura SI, Katoh A, Watanabe S, Kimura M, Kajiwara K
Biochemistry and biophysics reports   5 120-126   2016年3月   [査読有り]

Misc

 
マイクロサテライト地図作成によるヒトHLA領域におけるベーチンロト病責任領域の46kbへの限定
米国人類遺伝学会誌   64 1406-1410   1999年
HLA Class (]G0001[)領域のDNA塩基配列(1796938bp)の完全決定
米国科学アカデミー紀要   96 13282-13287   1999年
げっ歯類着床前発生における細胞系譜解析に対するCre-loxp系を用けたレポーター遺伝子系の開発
生殖受精雑誌   45(6) 411-417   1999年
卵管壁を利用した胚の移植:トランスジェニックマウスの効率的作成の一方法
トランスジェニックス(遺伝子改変)   2 383-389   1999年
マウス精巣への外来DNA直接注入による精子介在遺伝子伝達
トランスジェニックス(遺伝子改変)   2 357-369   1999年

競争的資金等の研究課題

 
マウス受精卵における遺伝子発現の調節
ヒト疾患病態モデルマウスの開発
遺伝子改変マウスの開発
遺伝子操作マウスを用いた個体レベルでの遺伝子機能の解析