担当経験のある科目(授業)

1982年4月 - 1995年9月

アモルファス材料(2・3年生用)<高音質Amorphous ケイ素鋼板Head搭載Walkmanが100万台/年で普及して以降、SubstanceからMaterialになったAmorphous材料の魅力を伝え、驚愕の機能を解説した。激しい運動の原子(分子)間距離が原子の10倍程度の気体、隣接原子が位置が移動し、流動しやすい液体、特定の位置で微動し、僅かに拡散現象がある固体、さらに、並進性の結晶、Glass=>過冷却液体へのガラス遷移温度(Tg)で吸熱反応が見られ、短範囲規則性のrandom distributionのGlassと、Tgが観察されない一部の微結晶であるAmorphousとの違いについて最初に講義した。なお、高分子液晶は画像に使われるCrystal in Liqidと自動車サイドボードに使われるCrystal in Glassであることも解説した。金属やシリカガラスはTgでGlassからSupercooled liquidに変化するが、高分子のTgではプラスティクスからゴムに遷移する。

東海大学 工学部 金属材料工学科 <講義資格はAmorphous合金の急冷凝固・メッキ・Randamizationによる作成方法で論文公表。この種の講義は日本初!><他学部・他学科からの学生も熱心に聴講し、単位取得していた。>