2002年3月
産業看護職の効果的な保健指導の検討
東海大学健康科学部紀要
- ,
- 巻
- 7
- 号
- 7
- 開始ページ
- 103
- 終了ページ
- 108
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 東海大学
職場における看護職の活動は、健康と作業環境、作業態様との関わりにおいて、労働者の健康を守ることであり、働く人々が健康な状態を保持・増進できるよう支援するためには、よりよい保健指導が行なわれることが重要である。本研究では、産業看護職が抱えている保健指導の問題点およびその問題解決策について解析し、効果的な保健指導のあり方を検討した。その結果、産業看護職が効果的保健指導を行う上で、最も影響があるのは職場風土形成であり、その形成のために企業のトップマネージメントへの働きかけ、他職種との連携が、重要な条件であることが示唆された。また、産業看護職が正社員であること、職位があること、保健婦教育力リキュラムにある学習内容の充実などの背景要因も、効果的保健指導を行う上で影響を与える因子となっていることが明らかになった。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110006455049
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10534472
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/6270466
- ID情報
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- ISSN : 1347-4162
- CiNii Articles ID : 110006455049
- CiNii Books ID : AN10534472