2016年4月
頭蓋内血管周皮腫(SFTの亜型として)の診断、治療と長期予後
Neuro-Oncologyの進歩
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- 巻
- 23
- 号
- 1
- 開始ページ
- 27
- 終了ページ
- 34
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11452/neurooncology.23.1_27
- 出版者・発行元
- 近畿脳腫瘍病理検討会
Meningeal hemangiopericytoma(M-HPC)は、画像上、髄膜腫やsolitary fibrous tumor(SFT)と確実に区別することは難しい。2016年の新WHO分類では、HPCはSFTに含まれることとなるが、頭蓋内のM-HPCはHPC/SFTとして細分類して扱われる。術後15年ほどの間で局所再発、他臓器遠隔転移が高率であり、長期の経過観察が必須である。M-HPCの自験例を報告すると共に、集学的な治療戦略についてまとめ、さらにSFTの亜型とされる根拠や頭蓋内病変特有とされる相違点について述べた。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11452/neurooncology.23.1_27
- ISSN : 1880-0742
- 医中誌Web ID : 2017144522
- CiNii Articles ID : 130005150137