2016年4月 - 2019年3月
高次生物機能中分子創製法を応用した難治性膵癌の根絶技術と糖鎖医薬の具現化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
切除可能膵癌患者(PK)末梢血の循環癌細胞(CTC)をTelomeScan F35を応用しviabilityを加味したv-CTC検出に成功した。本研究ではPK患者でのv-CTCの臨床的意義、v-CTC上のPD-L1発現を解析した。PK 39例を対象にSurgery first群[S群]、NACRT群[N群]に分け解析した。[S群]24例。術前/後を通してv-CTC陰性の症例は6例で5例無再発生存した。[N群]15例。5例でv-CTCを認めず無再発生存した。[PD-L1発現]S群:CTCの術前/後での陽性率は各々97%、81%であった。N群:NACRT後で96%が陽性、術後50%が陽性であった。
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- 課題番号 : 16K10618
- 体系的課題番号 : JP16K10618