2012年4月 - 2015年3月
アディポサイトカイン分泌異常に基づくNASH病態解析からの新規糖鎖マーカーの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は現在増加の一途をたどっており、肝硬変・肝がんへと進展しうる。NASH診断は現在肝生検によってのみ可能であるが非侵襲的な血液診断が待望されている。我々は糖鎖とアディポサイトカインに着目してNASHの病態解析および新規バイオマーカー開発を行った。本研究でアディポサイトカインsecreted frizzled related protein 5 (Sfrp5)欠損が肝臓線維化を進展させることを明らかとし、またフコシル化ハプトグロビン、Mac-2 binding protein(Mac2bp)、フェチュインAが新規NASHバイオマーカーとなることを見いだした。
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- 課題番号 : 24590972
- 体系的課題番号 : JP24590972