2008年 - 2010年
糖鎖技術を用いた新しいNASHの病態解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
C型、B型慢性肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は肝硬変、肝細胞ガンへと進展しうる疾患である。我々は糖鎖技術を用いてNASHを含む慢性肝炎の病態解析を行ってきた。N-アセチルグルコサミン転移酵素V(GnT-V)は正常肝臓ではほとんど発現しないが慢性肝炎において発現上昇する糖鎖転移酵素である。GnT-Vトランスジェニックマウスを用いてGnT-Vが肝炎、肝線維化、肝臓へのコレステロール沈着を抑制することを明らかとした。(213文字)
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 20590777
- 体系的課題番号 : JP20590777