2006年 - 2008年
中高年男性のパタニティブルーズとうつ病発症との関連に関する研究
日本学術振興会 科学研究費補助金 萌芽研究
乳幼児の子育て期間に気分障害を発症した中高年の父親と生後1か月の子どもを持つ父親を対象に研究を行った。男性更年期外来の受診患者109名中、パートナーの妊娠期から乳幼児の子育て期間に気分障害を発症した父親は13例であった。生後1か月の子どもの父親のうつ状態の最も強い関連要因は、父親が非正規雇用であることであった。父親の年齢との関連は認められなかった。今後は、パートナーの妊娠中から産後にかけての父親のうつ状態の推移と関連要因を明らかにする必要がある。
- ID情報
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- 課題番号 : 19659581
- 体系的課題番号 : JP19659581