2007年4月 - 2010年3月
インビームγ線核分光による中性子捕獲断面積導出法の開発
文部科学省 科学研究費補助金若手研究(B) 若手研究(B)
不安定核の中性子捕獲断面積は恒星内での元素合成を理解する上で重要な物理量であるが、試料の入手性や強い放射能による雑音等の問題から、全ての核種で必要な精度を達成できているわけではない。本研究課題では中性子ビームを用いた直接測定の問題点を回避して中性子捕獲断面積を導出するための手法(代理反応法)の開発を目指し、新たな測定システムの構築を行った。構築したシステムを用いて代理反応で生成した原子核からのγ線の観測に成功した。
- ID情報
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- 課題番号 : 19740154
- 体系的課題番号 : JP19740154