2015年4月 - 2018年3月
画像認識による新しい3次元動作追跡法を用いた3D内視鏡手術教育システムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
トレーニングボックスにおいて光学式トラッカー(Micron Tracker)を用いて鉗子の動作解析を行い、3D内視鏡の立体視が2Dの平面視に比べて、操作距離の短縮をもたらすことを明らかにした(Nishi M, Kanaji S et al, Surgery.2016)。さらに、新しい内視鏡手術の動作解析法としてRGB画像と3D内視鏡の左右画像から人工知能を用いて術具形状を自動認識するアルゴリズムを確立させた。これにより手術映像のみから術具の形を自動的に抽出し、3D内視鏡のステレオ映像より術具の3次元座標位置を取得し、術者の動作を3次元追跡することが可能となった。
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- 課題番号 : 15K01330
- 体系的課題番号 : JP15K01330