2015年3月
キクのわい化ウイロイド(CSVd)病抵抗性の向上にむけての研究
作物研究
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- 巻
- 60
- 号
- 開始ページ
- 13
- 終了ページ
- 17
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.18964/jcr.60.0_13
- 出版者・発行元
- 近畿作物・育種研究会
ウイロイドは最小のRNA病原体で,園芸作物ならびに農作物に著しい被害をもたらす.ウイロイドはタンパク質をコードする遺伝子を持たず,感染した植物体内での複製と移動は宿主細胞の諸因子に依存する.しかし,ウイロイドにより病徴が現れる機構は不明な点が多い.近年,ウイロイドに由来するshort interfering RNA (siRNA)が宿主遺伝子の発現を撹乱し,これが病徴発現につながるとする説が有力になりつつある.ウイロイドの生物学についての最近の知見を簡潔にまとめると共に,キクわい化ウイロイド(CSVd)病抵抗性育種に向けての我々の取り組みについて報告する.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.18964/jcr.60.0_13
- ISSN : 1882-885X
- CiNii Articles ID : 110010039502
- CiNii Books ID : AA12344964
- ORCIDのPut Code : 80183785