2018年4月 - 2021年3月
災害レジリエンスを高める公共ホールの避難所転用デザインマネジメントの展開策
基盤研究(C) 基盤研究(C)一般
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 4,290,000円
- (直接経費)
- 3,300,000円
- (間接経費)
- 990,000円
- 資金種別
- 競争的資金
災害時における公共ホールの避難所転用のための空間機能と運営体制を解明し,災害レジリエンスを高める避難所転用デザインマネジメントの展開策を確立することである.個々の公共施設の避難所転用は,2016年避難所運営指針で強く求められてきたにも拘わらず,体系的な計画化・実施からはほど遠い.このギャップの原因は,施設の空間特性に応じた避難所運営方法の欠如,地域防災計画における本来機能を生かした避難所間の広域連携不足,施設管理者と避難所運営者の間で見られる避難所運営に対する認識の不一致,にある.そこで,被災地における避難所機能分析より,公共ホールの避難所運営と空間転用の役割を解明し,「空間転用」「避難所間広域連携」「自治体/コミュニティ運営の融合」から成る避難所転用デザインマネ,ジメントの展開策を開発し,公共ホール及び市民より展開策に対する評価を分析することで,有意性を検証する.