2014年1月19日
網膜画像を用いた血管位置に対する錐体細胞分布の自動推定(ポスター発表2,計算解剖モデルに基づく診断・治療支援,医用画像処理一般)
電子情報通信学会技術研究報告. MI, 医用画像
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- 巻
- 113
- 号
- 410
- 開始ページ
- 281
- 終了ページ
- 284
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
本研究では,与えられた眼底画像から,血管に対する錐体細胞分布を自動的に推定する手法を提案する.血管と錐体細胞の相対的位置関係を,提案手法では,錐体細胞から血管への最近距離に基づいて,血管に対する錐体細胞の分布を3種類に分類する.多くの錐体細胞が血管の近傍に分布している場合,錐体細胞の分布と血管の位置に正の相関があるとみなす.一方,錐体細胞が血管より離れて分布している場合,錐体細胞の分布と血管の位置に相関性が低く,負相関とする.どちらの分布にも分類されない分布は,ランダム分布とみなす.シミュレーションによってランダム分布の擬似眼底画像を多数生成し,その累積度数分布を求める.これと,実際の錐体細胞の累積度数分布を比較し,上の種類のいずれかに判別する.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- J-Global ID : 201402215571619197
- CiNii Articles ID : 110009821279
- CiNii Books ID : AA11370335