2009年3月15日
ジェンダーからみたベーシックインカム
共生社会研究
- 巻
- 号
- 4
- 開始ページ
- 71
- 終了ページ
- 83
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
性別役割分業社会の変容を迎え、経済格差が広がる中で、労働と対価とが必ずしも公平に配分されていない現状を踏まえ、最低限の生活保障するベーシックインカムを考えることにより、「自立できない」時期を必然的にもつ「人間」の存在を前提とする社会を構想することの重要性を明らかにし、「自立できない」人々を支える人々(ケアラー)の生活を支える必然性を主張した。