2012年11月
【薬疹の今】重症型薬疹の早期診断におけるhigh mobility group box protein 1(HMGB1)の有用性
Derma.
- ,
- 巻
- 号
- 198
- 開始ページ
- 25
- 終了ページ
- 27
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (株)全日本病院出版会
Stevens-Johnson症候群(SJS)や中毒性表皮壊死融解症(TEN)といった重症薬疹では、発症初期で典型的な皮疹を呈することはほとんどなく、他薬疹との鑑別が困難である。疾患特異的に発現し、早期診断および病勢の正確なモニタリングに使用可能なバイオマーカーの臨床応用が期待されるが、現時点において有用なバイオマーカーはいまだ発見されていない。今回我々は、alarminの代表格であるhigh mobility group box protein 1(HMGB1)の重症薬疹早期診断のマーカーとしての有用性を検討した。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 1343-0831
- 医中誌Web ID : 2013044721