2009年 - 2011年
ヤング世代からのメタボ予防-実証的介入研究に基づく食教育コンテンツ開発とその評価
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 21500786
- 体系的課題番号
- JP21500786
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,420,000円
- (直接経費)
- 3,400,000円
- (間接経費)
- 1,020,000円
- 資金種別
- 競争的資金
若年成人では夜型生活リズムや朝食欠食が他の年代に比べて顕著であり、改善のための食教育やそのエビデンスとなるデータの蓄積が求められている。本研究では、若年女性を被験者として種類の異なる飲食物を朝食として供し、胃運動、自律神経、エネルギー消費量、体温、食欲感覚などの経時測定を行い、朝食の生理学的な効果を見出した。また、1週間の朝食欠食試験では、朝食欠食が胃運動や食欲を減弱させる傾向が示された。さらに、大学生の朝食摂取支援を目的とした食教育コンテンツと情報配信システムを開発し、新入生209名を対象に8週間の介入試験を行った。積極的に携帯電話からアクセスする学生には効果が認められたが、全体では徐々にアクセス数が減少した。今後は、より魅力的なウェブコンテンツ作成やアクセシビリティの改善とともに、新たなインセンティブを加えたさらなる介入が必要と考えられた。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 21500786
- 体系的課題番号 : JP21500786