2017年4月 - 2020年3月
ホルムアルデヒド駆動型ヒドロキシメチル転移酵素の探索と育種
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 17K07720
- 体系的課題番号
- JP17K07720
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,810,000円
- (直接経費)
- 3,700,000円
- (間接経費)
- 1,110,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究では、C1化合物の代謝に関わる生体反応の多様性を探るとともに、将来的にはこれをC1化合物の有効利用技術へと展開することを目的とし、微生物におけるグリシンヒドロキシメチル転移酵素(GHMT;グリシンをヒドロキシメチル化しセリンを生成する酵素)の反応特異性を精査した。好熱性アーキアであるThermoplasma acidophilum由来酵素が、GHMTの本来のヒドロキシメチル基供与体であるメチレンTHFのほか、ホルムアルデヒドを基質としうることを示した。また同酵素が、当初予想されたセリンの代謝ではなく、スレオニン代謝に関与するものである可能性を見出した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 17K07720
- 体系的課題番号 : JP17K07720