2014年
地盤材料を対象としたX線CTデータのEMアルゴリズム解析による間隙内流体材料の領域分割と混合率の評価
地盤工学ジャーナル
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- 巻
- 9
- 号
- 4
- 開始ページ
- 555
- 終了ページ
- 567
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.3208/jgs.9.555
- 出版者・発行元
- The Japanese Geotechnical Society
近年,X線CTスキャナの高度化に伴い,地盤材料内部の間隙構造の可視化とその定量化が可能になりつつある.X線CT画像を用いて地盤材料の物性を定量評価する場合,土粒子と間隙の領域分割するための画像データの閾値の決定が重要である.本研究の目的は,地盤材料を対象としたX線CTデータ(CT値)の領域分割値(閾値)を客観的に決定する手法を提案することにある.本研究では頻度解析手法としてEMアルゴリズムに準ニュートン法の一つであるグリッドサーチを導入した頻度解析によってCT値ヒストグラムの領域分割を実施し,これらの解析手法の有効性を示すとともにミクセル量の推定とその空間分布を評価した.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.3208/jgs.9.555
- ISSN : 1880-6341
- CiNii Articles ID : 130004944108