2009年 - 2011年
ポスト・リベラリズム時代における規範理論の役割-その現実的適用を目指して
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
冷戦体制の終焉は、リベラル・デモクラシーの勝利と意味づけられたが、その最終イデオロギーと見なされたリベラル・デモクラシーも様々な問題を抱えていることが、明らかになった。より具体的には、研究会を通じて、戦争概念の変化、貧困国の問題、宗教の復権、ナショナリズムの復権等、グローバリゼーションの進展の中で、それに対する一種のバックラッシュとして生み出されている諸問題を明らかにすることができた。
- ID情報
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- 課題番号 : 21530142
- 体系的課題番号 : JP21530142