共同研究・競争的資金等の研究課題

2013年 - 2015年

省エネ型高出力超短パルスレーザの開発とスーパーコンティニウムの発生

文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(C))  
  • 中村 真毅

配分額
(総額)
5,070円
(直接経費)
3,900円
(間接経費)
1,170円
資金種別
競争的資金

高出力半導体レーザ励起受動モード同期Yb:YAGセラミックレーザを開発した。2%の結合ミラーを用いて波長1050 nm, パルス幅433 fs, 繰り返し90.9 MHzで平均パワー3.64 Wを得た。このレーザ光を低分散高非線形ファイバに入射したが、ビーム質が悪かったためファイバ透過率が悪くスーパーコンティニウムは発生しなかった。次に、我々はエルビウム添加ファイバレーザを製作した。モード同期エルビウム添加ファイバは6.6mWの種光を生成した。そしてその種光は33.9mWまで増幅された。増幅されたパルスを高非線形分散シフトファイバに入射したが、スーパーコンティニウムは発生しなかった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-25390120/