2013年8月
Wavelet変換を用いたマンモグラフィにおけるノイズ除去手法の性能比較
日本医用画像工学会大会予稿集(CD-ROM)
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- 巻
- 32nd
- 号
- Suppl.
- 開始ページ
- ROMBUNNO.PP1-23
- 終了ページ
- 7
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本医用画像工学会
近年、ウェーブレット変換を用いた医用画像のノイズ除去の諸手法が提案されている。本研究では、マンモグラムを対象として、離散ウェーブレット変換を用いた従来型のノイズ除去ならびに離散定常ウェーブレット変換を用いた2種類(従来型、改良型)のノイズ除去を行い、これら3手法の性能を検証する。使用するウェーブレット基底関数は、シミュレーション実験により物理特性評価で決定する。評価指標には、相互情報量、平均二乗誤差、信号雑音比の3つを用いる。性能の検証には、臨床画像実験による処理時間計測と視覚評価を行う。視覚評価には、シェッフェの一対比較中屋変法を用いる。結果は、演算時間が最速なのは、離散ウェーブレット変換を用いた従来型のノイズ除去法であったが、画質の面では離散定常ウェーブレット変換を用いた改良型ノイズ除去法が最良であった。(著者抄録)
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0288-450X
- 医中誌Web ID : 2014338714
- J-Global ID : 201302229897723575