共同研究・競争的資金等の研究課題

2009年 - 2011年

肝移植後のC型肝炎重症化機序におけるNK細胞の重要性と肝内免疫環境の解析

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
21590834
体系的課題番号
JP21590834
配分額
(総額)
4,550,000円
(直接経費)
3,500,000円
(間接経費)
1,050,000円
資金種別
競争的資金

ナチュラルキラー(NK)細胞や細胞傷害性T細胞の活性化に関与する活性化レセプターNKG2Dに結合するリガンド発現の検討により、対照として解析した肝細胞癌ではリガンドの1つが高発現しており、その発現低下が術後の早期再発と関連することを報告した。肝組織中のサイトカイン・ケモカインの発現解析では、肝移植後の肝炎重症化の原因となりうる特徴的な変化を特定出来なかったものの、肝内NK細胞分画の違いや肝細胞におけるNK細胞活性化レセプターリガンド発現の違いが、移植後C型肝炎の重症化に関与している可能性が示唆された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-21590834/21590834seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21590834
ID情報
  • 課題番号 : 21590834
  • 体系的課題番号 : JP21590834