2012年4月 - 2015年3月
サイトカイン干渉シグナルに着目したチロシンキナーゼ阻害薬併用療法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 24590962
- 体系的課題番号
- JP24590962
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,680,000円
- (直接経費)
- 3,600,000円
- (間接経費)
- 1,080,000円
- 資金種別
- 競争的資金
ソラフェニブ (sorafenib)は、進行性肝がんに対する分子標的薬である。肝癌細胞株にサイトカインとsorafenibを同時処理して検討した結果、TGF-betaが強い耐性因子であることを見いだした。数十種の現行医薬を検討した結果、抗てんかん薬valproic acidとsorafenibを併用して投与した場合においてのみ、ソラフェニブの作用が10-25倍に増強されることを見いだした。以上の実験結果から、TGF-betaはsorafenibの耐性因子であり、valproic acidを併用すれば薬剤耐性を克服できるものと思われた。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 24590962
- 体系的課題番号 : JP24590962