野村 幸弘

J-GLOBALへ         更新日: 18/06/26 04:36
 
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研究者氏名
野村 幸弘
 
ノムラ ユキヒロ
URL
http://www.gifu-u.ac.jp/~ynomura/
所属
岐阜大学
部署
教育学部 美術教育講座
職名
教授
学位
文学修士(東北大学)
その他の所属
教育推進・学生支援機構教育学研究科

プロフィール

アッシジの壁画研究/マーゾ・ディ・バンコに関する研究/中世末イタリアの画家マーゾ・ディ・バンコについて知り得る当時の記録は、わずかしか残されていない。不思議なことに、マーゾの名は、ヴァザーリの有名な『芸術家列伝』の中にも出てこない。ただ、マーゾがジョットの絵画、とくに晩年のペルッツィ家、バルディ家両礼拝堂壁画の様式を学んでいることは、いっぱんに認められている。また同時代のシエナ絵画の成果、とくにアンブロージョ・ロレンツェッティの様式を吸収したと考える研究者もいる。しかしマーゾの絵画は、じつはそれだけではなく、アッシジやパドヴァをも含んだ、もっと広範囲にわたるジョット作品の本質的な表現を綿密に研究し、それを深く理解していたと思われる。またシエナ絵画についても、アンブロージョに限らず、ピエトロ・ロレンツェッティやシモーネ・マルティーニの絵画をかなりよく研究していたと思われる形跡がある。そのことを、マーゾの絵画が具体的にどんな作品から影響を受け、どのように形成されてきたかを詳しく分析する。/日本美術の比較芸術学的研究/円空仏の美術史研究

研究分野

 
 

経歴

 
2007年
   
 
岐阜大学 教育学部 准教授
 
 
   
 
岐阜大学 教育学部 助教授
 
1987年
 - 
1988年
東北大学文学部助手
 
1988年
 - 
1994年
岐阜大学教養部講師
 
1995年
 - 
1996年
岐阜大学教養部助教授
 

学歴

 
1983年4月
 - 
1985年9月
東北大学 哲学研究科 美学・美術史
 
1979年4月
 - 
1983年3月
東北大学 文学部 美学・西洋美術史
 

受賞

 
1994年
彫刻の森美術館開館25周年記念彫刻評論佳作
 
1996年
シアターアーツ賞(第1回)
 
1998年
共立総合研究所公募論文佳作
 
2000年
第22回東京国際ビデオフェスティバル・ゴールド賞
 
2002年
キリンアートアワード2002奨励賞
 

論文

 
ジォットの《オッニサンティのマドンナ》再考
野村 幸弘(岐阜大学)
美術史学   (8) 89-104   1986年3月
《オニサンティのマドンナ》は、ジョットの作品の中でもっとも質の高い基準作のひとつであるが、それゆえにかえって考察の対象とされることが少なかった。本稿では、この作品の図像的な革新性をローマ美術からの影響によって説明し、東洋的なモティーフの存在を指摘して、東西交流の可能性について論じた。また定説とされていた制作年を。様式分析の結果、10年早めた。
ジォットの初期作品における帰属と年代設定
野村 幸弘(岐阜大学)
美術史学   (9) 77-96   1987年3月
制作者および制作年の不確かな3枚の板絵、すなわち《サン・ジョルジョの聖母》《サンタ・マリア・ノヴェッラの十字架像》《バディア祭壇画》を、東洋文字のモティーフがジョットのものと類似していることを根拠に、すべてジョットの真作と判定。また様式的特徴から3作品の制作年を確定した。
アッシジ上院《聖フランチェスコ伝》の制作年代
野村 幸弘(岐阜大学)
美術史学   (10) 1-13   1988年3月
根拠があいまいなまま論じられてきた《聖フランチェスコ伝》壁画連作の制作年をめぐる問題を、微細なモティーフの比較検討を通して考察し、連作前半部分を1290年代初めに、そして後半部分をパドヴァ、スクロヴェーニ礼拝堂壁画の制作以後にそれぞれ年代設定した。
「アッシジ問題」のアポリア
野村 幸弘(岐阜大学)
岐阜大学教養部研究報告   (25) 45-6   1990年3月
「アッシジ問題」とは、サン・フランチェスコ聖堂上堂の壁画連作の制作年と制作者をめぐる問題であり、とくに制作者については。それをジョットとする意見と否定する側との2つに対立してきた。本稿では、なぜ「アッシジ問題」の研究がなぜそのような状況に至ったのかを解明しようとした。
アッシジ下堂聖ニコラ礼拝堂壁画の再検討
野村 幸弘(岐阜大学)
岐阜大学教養部研究報告   (27) 19-38   1992年3月
聖ニコラ礼拝堂壁画の重要性はこれまで等閑視されてきたが、実地調査の結果、新しい事実が明るみになった。すなわち、これらの壁画はパドヴァ、スクロヴェーニ礼拝堂壁画のモティーフを多数引用しており、そのことから制作年を従来の1300年前後よりあとに設定した。

Misc

 
「アッシジ問題」のアポリア
岐阜大学教養部研究報告   (25) 45-56   1990年
MALTA
野村 幸弘(教育学部)
京都芸術センター   
Outside
野村 幸弘(岐阜大学教育学部)
イタリア フィレンツェ 東大教育研究センター   
Windows
野村 幸弘(岐阜大学教育学部)
イタリア フィレンツェ 東大教育研究センター   
アートサーカスの音楽
野村 幸弘(岐阜大学教育学部)
横浜トリエンナーレ2005/横浜市山下ふ頭3号、4号上屋ほか   

書籍等出版物

 
聖なる空間を求めて
野村 幸弘(岐阜大学)
箱根彫刻の森美術館   1994年10月   
西洋美術への招待
野村 幸弘(岐阜大学)
東北大学出版会   2002年9月   
林武史の彫刻
野村 幸弘(教育学部)
岐阜県美術館   2011年3月   

講演・口頭発表等

 
アッシジ下堂聖ニコラ礼拝堂壁画の再検討
野村 幸弘(岐阜大学教育学部)
第43回美術史学会全国大会   1990年5月   
フィレンツェの美術(上・下)
野村 幸弘(岐阜大学教育学部)
日本放送出版協会   1991年5月   
ジォットのアッシジ参加の問題
野村 幸弘(岐阜大学教育学部)
第44回美学会全国大会   1993年10月   
イタリア・ルネサンスの巨匠たち 1 チマブーエ
野村 幸弘(岐阜大学教育学部)
東京書籍   1994年5月   
イタリア・ルネサンスの巨匠たち 2 ジョット
野村 幸弘(岐阜大学教育学部)
東京書籍   1994年5月   

担当経験のある科目

 

Works

 
ロード・ペインティング展
芸術活動   1997年
退場人物展
芸術活動   1997年
草原の音楽
芸術活動   1998年
迷宮の音楽
芸術活動   1999年
野村幸弘と幻想工房の世界展
芸術活動   

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(萌芽研究)
研究期間: 2006年 - 2007年    代表者: 野村 幸弘
ミケランジェロの「扮装像」の表現を受け継いだのが、カラヴァッジョである。カラヴァッジョは大きく分けて、十代と思われる少年、ひげを生やした成人男性として、その初期作品から登場する。《病めるバッカス》、《果物籠を持つ少年》、《聖フランチェスコの聖痕拝受》である。《聖痕拝受》は、ミケランジェロの《サウロの回心》を下敷きにし、《ダヴィデとゴリアテ》もミケランジェロの《最後の審判》における聖バルトロメオの表現を意識して描かれている。カラヴァッジョは、これらの作品で、ミケランジェロの扮装表現を、官能的...
「扮装像」に関する研究
研究期間: 2006年4月 - 2008年3月    代表者: 野村 幸弘(岐阜大学教育学部)
15~17世紀のヨーロッパの画家、とくにギルランダイオ、ミケランジェロ、カラヴァッジョ、A.ジェンティレスキらが、自ら描く絵画作品の中に、扮装して登場する、その様態とその意味について研究。
文部科学省: 科学研究費補助金(奨励研究(A))
研究期間: 1995年 - 1995年    代表者: 野村 幸弘
20世紀初頭に始まる実験的でラディカルな芸術上の試み-フォーヴィスム、キュビスム、未来派、シュプレマティスム、ダダなど-は、早くも1910年代いっぱいで行き詰まることになった。その反動として1920年代に現れたのがいわゆる「古典回帰」である。カルロ・カルラもその例外ではなく、前衛的な未来派が終息したあと、ジョルジョ・デ・キリコに接近し、形而上派としてシュルレアリスムの運動に連動して行く。未来派のボッチョ-ニや形而上派のデ・キリコがドイツの美術と思想に大きな影響を受けていたのと同じように、カ...
円空彫刻の全作品カタログの作成
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2016年4月 - 2021年3月    代表者: 野村幸弘
円空仏作品目録の作成
岐阜大学: 活性化経費
研究期間: 2015年6月 - 2016年3月    代表者: 野村幸弘

社会貢献活動

 
ルネサンス美術全集が発刊開始
【】  岐阜新聞社/岐阜新聞  岐阜新聞社/岐阜新聞  1994年2月25日
岐阜大学教養部の野村幸弘講師の企画により、全集「イタリア・ルネサンスの巨匠たち」全30巻の刊行が東京書籍の手で始まった。
日本人の身ぶりや動作、創作ダンスで表現
【】  中日新聞社/中日新聞  中日新聞社/中日新聞  1994年5月12日
日本の絵画史をさかのぼり、今はない日本人の身ぶりや動作を発掘し、創作ダンスで再現しようと試みるユニークな舞踏公演「失われた形態のための習作」が10日夜、岐阜市柳戸の岐阜大学キャンパスで行われた。
神社でユニークなダンス
【】  岐阜新聞社/岐阜新聞  岐阜新聞社/岐阜新聞  1994年10月11日
岐阜大学教養部の教員グループがユニークなダンス表現に取り組んでいる。さまざまな彫像、絵画などから人体の動きを取り出し、それをダンスとして表現、このほど2回目の公演を岐阜市上土居の熊野神社境内で行った。
岐阜市景観アドバイザー
【】  岐阜市  岐阜市  1996年1月 - 2002年3月
アドバイザー
フラッグアート展
【】  1997年10月
審査員