基本情報

所属
放送大学 岐阜学習センター 特任教授
岐阜薬科大学 客員共同研究員
国立大学法人東京農工大学 (客員教授)
学位
獣医学博士(北海道大学)
獣医学修士(北海道大学)

J-GLOBAL ID
200901003332578763
researchmap会員ID
1000358748

ウイルスと宿主との関係に興味を持ち,研究を進めている.対象とするウイルスはウマヘルペスウイルス1型(EHV-1)である.このウイルスは獣医学において重要である.1986年に発見したウイルスが新しいウマヘルペスウイルス(現在の馬ヘルペスウイルス9型)であったことを契機として,その類縁ウイルスであるEHV-1の研究を開始した./; これまでにEHV-1ゲノムをbacterial artificial chromosomeとしてクローニングし,様々な組換えウイルスを構築している.組換えウイルスについては,細胞での増殖性やモデル動物における病原性を解析し,EHV-1の病原性メカニズムの解明を目指している.さらに,必須遺伝子であるUL11を欠損したウイルスは特定の培養細胞でのみ増殖可能な増殖不全型ウイルスであり,安全で有効性の高いワクチンとしての応用を目指し,基礎的なデータを積み重ねている.これまでに脳炎の予防能が確認されている;JRAの協力のもと,日本のEHV-1のゲノムを40ウイルス以上について完全解読した.海外のEHV-1も含め,これまでに55株のゲノム解読に成功した.
/人獣共通病原体であるオウム病クラミジアの性状を分子レベルで解析するとともに,その成果を疫学的な解析に応用し,オウム病の発生予防および対策に役立てることを目的として研究を進めている.


学歴

  3

受賞

  1

主要な論文

  206

MISC

  78

主要な書籍等出版物

  15
  • (担当:分担執筆, 範囲:Virology and pathology of encephalitis in alian hosts by neurotropic equine herpesvirus 9 (127-146); Equine herpesvirus 9 (EHV-9) induced encephalitis in nonhuman primates (147-156))
    2011年11月16日 (ISBN: 9789533077208)

講演・口頭発表等

  224

担当経験のある科目(授業)

  57

共同研究・競争的資金等の研究課題

  52

社会貢献活動

  25

その他

  1