MISC

1991年

統計解析プログラムの自動生成システム

計算機統計学
  • 小林 康幸
  • ,
  • 梶谷 靖人

4
2
開始ページ
3
終了ページ
14
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.20551/jscswabun.4.2_3
出版者・発行元
日本計算機統計学会

統計家が,プログラミングに関する知識や技術をもたずに,統計解析プログラムを作ることを支援するシステムAGSAPを開発した.統計解析プログラムをAGSAPでは統計量を計算するカプセルの列として考える.このカプセルの列は,統計計算の結果や統計解析者の判断による,分岐や繰り返しを含む.カプセルの中身であるプログラム・リストは,通常,利用者には公開されないが,カプセルで計算される統計量の定義式や意味,および制約条件は十分に説明される.AGSAPは,統計量や統計手法に関して統計家によって与えられた情報をもとに,統計解析プログラムを自動的に生成する.統計解析者は,統計家がシステムに入力した統計量や統計手法に関する情報を,統計に関する知識として,解析処理の流れの把握,システムからのメッセージへの応答,および解析結果の理解などの支援に利用できる.AGSAPの概要,およびAGSAPによる重回帰分析プログラムの自動生成例を示す.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20551/jscswabun.4.2_3
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110001236682
ID情報
  • DOI : 10.20551/jscswabun.4.2_3
  • CiNii Articles ID : 110001236682

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