2015年4月 - 2018年3月
マイクロRNAの量的・質的変動を解析するシステムの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
マイクロRNAをはじめとするncRNAの量的・質的変動を評価するために、質量分析を基盤とする分離分析システムの高機能化と高性能化を図った。RNAの精密分離やRNAの断片化を迅速に行える様々なモノリス型キャピラリーデバイスを開発するとともに、それらを繋ぎ合わせてncRNAの分析に特化した分離計測システムを構築した。また、ヒトiPS細胞やヒト肝がん細胞(HepG2)を様々な条件下で培養し、その細胞内に発現してくるncRNAの網羅的な分析を実施した。化学物質の暴露により、複数種のncRNAの発現量が顕著に増加し、なかには、その近傍に存在する遺伝子の発現量に多大な影響を及ぼすものもあることが分かった。
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- 課題番号 : 15H03830
- 体系的課題番号 : JP15H03830
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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日本分析化学会第66年会本部主催シンポジウム“最先端分離化学とその応用” 2017年9月10日 招待有り
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第76回分析化学討論会 ~分析化学の未来を展望する~(ノンコーディングRNAの最先端分析手法にせまる) 2016年5月28日 招待有り