共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

触らないアフォーダンス知覚:モダリティ変換を伴う歩行時環境知覚の検証と応用

日本学術振興会  基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
19K12881
体系的課題番号
JP19K12881
担当区分
研究分担者
配分額
(総額)
4,290,000円
(直接経費)
3,300,000円
(間接経費)
990,000円
資金種別
その他

生態光学の知見では,視覚的な変化・差分情報である光学的流動(オプティカルフロー)が人間の環境理解・空間知覚に重要であるとされている.
本研究では,視覚・距離情報から触覚・振動刺激へモダリティ変換を行っても,変化・差分情報によって空間情報が伝達され,歩行時環境知覚に有効であることを確認する.2次元距離センサ,及び頭部周囲に配置した5つの振動モータを搭載した頭部装着型デバイスを開発した.被験者実験を通して,障害物への距離定位や接触,面配置把握,開口部定位や通過の可能性を確認した.
各種センサデータの統合的分析についても知見を得,人間の環境理解・空間知覚過程に関して発展的な検証への準備が整いつつある.

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K12881
ID情報
  • 課題番号 : 19K12881
  • 体系的課題番号 : JP19K12881