2019年4月 - 2022年3月
モンゴルのHIV感染リスク集団を対象としたスティグマ軽減と啓発プログラムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は、モンゴルにおけるHIV感染リスク集団である男性同性間で性的接触を行う男性(Men who have sex with men、以下、MSM)、特に地方在住者を対象に、セクシュアルマイノリティとHIVに関するスティグマ軽減と啓発プログラムの開発を目的に実施した。新型コロナ感染症パンデミックの影響で地方MSMへのアウトリーチとプログラム開発が大きく制限された。しかしながらMSMを対象としたインターネット調査を実施した。また研究協力者のモンゴルNGOスタッフがモンゴル保健省の協力を得て、地方でHIV検査や診療、相談等に携わる医療従事者を対象に、活動紹介と差別や偏見軽減の取り組みを行った。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K11146
- 体系的課題番号 : JP19K11146