論文

査読有り 責任著者
2012年10月

地域包括医療実習の受講生の特性とその教育効果に関する研究

Dokkyo Journal of Medical Sciences
  • 西山 緑
  • ,
  • 古市 照人
  • ,
  • 上川 雄一郎
  • ,
  • 田所 望
  • ,
  • 安藤 千春
  • ,
  • 橋本 充代
  • ,
  • 熊倉 みつ子

39
3
開始ページ
181
終了ページ
191
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
獨協医学会

全国的に地域枠入学者による医学部定員増加が行われている.それに伴い医学部では,より良い地域医療教育の導入が求められている.そこで本研究は,地域医療を目指す学生の特性を知るとともに地域医療教育の効果を学生の自己評価点とSOC(Sense of Coherence)得点の地域教育導入前後比較により検討することを目的とした.調査対象は,獨協医科大学医学部第1学年おける地域包括医療実習受講生の16名(男子9名,女子7名:平均年齢18.9±1.0歳)と非受講生の1年生98名(男子66名,女子32名:平均年齢19.9±1.7歳)である.平成22年7月15日に対象者全員に対して研究の説明を行い,文書による研究参加への同意を得た後,行動規範26項目の自己評価(7点満点)とSense of Coherence(SOC)29項目及び生活習慣に関する質問12項目に回答する自記式アンケート調査を行った.さらに,平成22年12月11日に,受講生のみを対象に7月15日に施行したものと同一のアンケート調査を行った.地域包括医療実習I受講生は,非受講生に比較して,家族と同居しているもの,現在運動をしていないものが多かった.また,学習態度の自己評価点とSOC処理可能感の得点が有意に高かった.地域包括医療実習Iの実習前後の変化を検討したところ,生活態度の自己評価が終了時には有意に上昇していた.しかしSOC把握可能感の得点が有意に低下していた.地域医療教育導入前後でほとんどの項目で大きな変化はなかったが,生活態度の行動変容に良い効果が得られた.また,把握可能感が低下していたため,面接などで適切な支援が必要である.(著者抄録)

リンク情報
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https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2012&ichushi_jid=J04516&link_issn=&doc_id=20130528360003&doc_link_id=110009493295&url=https%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F110009493295&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_3.gif
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ID情報
  • ISSN : 0385-5023
  • eISSN : 2436-2069
  • 医中誌Web ID : 2014043407

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