基本情報

所属
慶應義塾大学 研究所・センター等 保健管理センター 教授
学位
医学博士(慶應義塾)
医学博士(Keio University)

通称等の別名
Hirokazu Yokoyama
研究者番号
70200920
J-GLOBAL ID
200901005375801868
researchmap会員ID
1000364228

1985年本大学医学部卒業。医師国家試験合格。本大学医学部内科学教室入局。1993年本大学消化器内科教室入局。研究テーマは飲酒による臓器障害。エタノールの代謝物アセトアルデヒド (AcH) が齎した変性蛋白に対する免疫応答と肝障害の研究で1993年に博士号取得。1992年~1995年 New York City 大学 Mt. Sinai 医科大学で Charles S Lieber 教授(http://en.wikipedia.org/wiki/Charles_S._Lieber)に師事。上部消化管に発現するアルコール脱水素酵素 (Class IV ADH) 遺伝子クローニング、cDNA 配列の決定に従事。1996年から本大学保健管理センター配属。1998年同講師。2005年同准教授。現在に至る。その間、食道粘膜が Class IV ADH とアルデヒド脱水素酵素 ALDH1A1 を用いビタミンAからレチノイン酸(RA)を形成することを証明、NAD-dependent in-situ RA providing system と命名。さらにエタノール、その代謝物 AcH がそれらの酵素を阻害することを証明。過剰飲酒ー同経路の阻害ー食道のRA供給障害、RA枯渇ーアポトーシスやp53動態の異常ー食道癌発症という仮設を提唱した。また、動物灌流肝モデルで肝類洞の Kupffer 細胞が種々の刺激(エタノール、腸内細菌から放出される LPSなど)に応じ活性酸素を放出、肝類洞細胞障害を惹起することを証明、肝障害発症の機序の一つとして提唱している。またその活性酸素産生には電子供与体 NADPH reductase が関与しているが、同酵素の簡便な検出法を確立、エタノールを慢性摂取すると Kupffer 細胞で同酵素が誘導されることを示し、アルコール性肝障害の進展の機序として提唱している。保健管理センターでは、臨床研究、特にメタボリックシンドローム (MetS)、生活習慣病と肝障害の関係の研究に従事。肥満に伴う内臓脂肪細胞の変化で起こるアディポネクティン低下と肝障害進展の関連を証明、また、睡眠の異常と肝障害の関連も報告した。また、飲酒は肥満と関係なく高中性脂肪血症、高血圧、糖尿病を悪化させるため、MetS診断の攪乱因子であることも示した。さらにMetS 診断のための腹囲基準で、日本基準と世界基準の齟齬が問題になっているが、その齟齬の一部は両基準の腹囲の定義の違いによること、女性基準は矛盾がないもの、男性基準は前者が厳しすぎ、後者は甘すぎの齟齬があることを報告した。これらの研究を基盤に慶応義塾大学病院で脂肪肝外来を担当しており、日本経済新聞 2010年2月20日号などに紹介されている。一方、大学で、講義を通して、学生に急性アルコール中毒の危険性の警鐘を鳴らしている。

学歴

  1

論文

  142

MISC

  56

書籍等出版物

  22

講演・口頭発表等

  150

産業財産権

  1