2020年4月 - 2024年3月
ハワイ日系仏教寺院所蔵の新出資料・文化財による領域横断的な仏教史研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究は、ハワイに所在する日本仏教各宗派の寺院を中心に、公的機関、信徒宅などに遺されていた 新出の文献資料(一次資料)および文化財(モノ資料)について、新たな資料体系として構築し、ハワイ日系移民社会の中で展開した日本仏教の動向を実証し評価することを目的にした。
令和2年度は、オアフ島の浄土宗・浄土真宗・曹洞宗・日蓮宗などの拠点寺院5ケ寺を対象に、寺院運営記録、書簡、仏像、仏具、絵解、未整理資料、未整理写真、未整理録音テープなどの調査(6日間合同調査)を1回実施し、基礎的な情報の採取と写真撮影などによる記録収集を予定していた。
しかしながら、令和2年度は日本国内外で新型コロナウィルス感染症が拡大した影響により、現地調査が一切実施できなくなったため、国内活動へ切り替えた。
具体的には、①国内に所在するハワイ日本仏教関係の資料調査、②研究代表者・研究分担者がこれまで個々で実施したハワイ日本仏教寺院の調査成果をデータベースとして構築、③関係資料の翻刻・翻訳・デジタル化、④オンラインシステムを利用した研究会・打合せの実施など、ハワイ現地調査が可能となった場合に備えた準備を進めた。
令和2年度は、オアフ島の浄土宗・浄土真宗・曹洞宗・日蓮宗などの拠点寺院5ケ寺を対象に、寺院運営記録、書簡、仏像、仏具、絵解、未整理資料、未整理写真、未整理録音テープなどの調査(6日間合同調査)を1回実施し、基礎的な情報の採取と写真撮影などによる記録収集を予定していた。
しかしながら、令和2年度は日本国内外で新型コロナウィルス感染症が拡大した影響により、現地調査が一切実施できなくなったため、国内活動へ切り替えた。
具体的には、①国内に所在するハワイ日本仏教関係の資料調査、②研究代表者・研究分担者がこれまで個々で実施したハワイ日本仏教寺院の調査成果をデータベースとして構築、③関係資料の翻刻・翻訳・デジタル化、④オンラインシステムを利用した研究会・打合せの実施など、ハワイ現地調査が可能となった場合に備えた準備を進めた。
- ID情報
-
- 課題番号 : 20H01190
- 体系的課題番号 : JP20H01190
この研究課題の成果一覧
絞り込み
論文
1-
国際禅研究 (8) 229-240 2022年1月 招待有り
講演・口頭発表等
8-
文化財保存修復学会 第45回大会 2023年6月25日
-
第31回日本近代仏教史研究会 研究大会 2023年5月27日
-
仏教史学会3月例会ワークショップ「ハワイ日系仏教寺院所蔵の新出資料・文化財による領域横断的な仏教史研究」 2023年3月11日
-
第2回ハワイ仏教文化財研究会「ハワイ仏教文化財・調査報告2022」 2022年12月3日
-
Zenshuji Soto Mission 100th Anniversary Lecture 2022年10月15日 招待有り
-
多摩美術大学アートアーカイヴ シンポジウム「アーカイヴの思想」 2021年12月4日 招待有り
-
第27回「仏教と近代」研究会シンポジウム「鈴木俊隆の人と禅」 2021年8月21日 招待有り
-
オンライン・ワークショップ「マイグレーション研究とデジタル・アーカイヴ」 2021年8月1日 大阪大学グローバル日本学教育研究拠点、「国際日本研究」コンソーシアム