その他

2012年4月 - 2012年4月

乳がん検診における超音波検査の有効性を検証するための比較試験


超音波による乳がん検診は任意型検診を中心にわが国で試行されてきたが、その死亡率減少の科学的根拠はいまだ示されていない。本研究では、40歳代女性を対象に、超音波による検診の標準化を図った上でマンモグラフィに超音波を併用する群(介入群)と併用しない群(非介入群)と間でランダム化比較試験(RCT)を行い、2群間での検診精度と有効性を検証することを目的とした。研究のプライマリエンドポイントは感度・特異度とし、セカンダリエンドポイントとして累積進行乳がん罹患率を設定した。