2009年 - 2011年
超顕微法によるNdFeB磁石材料の最適粒界構造の探索と制御
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 21360342
- 体系的課題番号
- JP21360342
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
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- (総額)
- 18,330,000円
- (直接経費)
- 14,100,000円
- (間接経費)
- 4,230,000円
製法の異なる4種類のN仕Fe-B系磁石材料について最新の電子顕微鏡技術を駆使した超顕微法によるマルチスケール構造解析を行い, 1.マクロな磁区構造とナノ組織を直結する解析手法, 2. Tb改質焼結磁石におけるTbの役割, 3. PLD厚膜磁石の添加元素と保磁力, 4HDDR磁石粉末の粒界構造と保磁力, 5.水素劣化磁石の微細構造と保磁力,の5つの課題に取り組んだ.特筆すべき成果は, N仕Fe-B系磁石材料ではNd2Fe14B結晶粒を覆う極薄アモルファス粒界相が存在し,これが保磁力発現に寄与することを見出したことである.
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 21360342
- 体系的課題番号 : JP21360342