共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

頭頚部血管奇形の新しい非侵襲的病態評価方法の確立

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
15K11068
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
2,470,000円
(直接経費)
1,900,000円
(間接経費)
570,000円
資金種別
競争的資金

本研究では頭頚部の血管奇形をASLを用いることにより造影剤を使用しない低侵襲な検査によって診断し、臨床応用することを目的に研究を行った。FAIR(flow sensitive alternating inversion recovery)を用い、健常ボランティアを対象として頭頸部領域のASLの撮像法の最適化を行った。得られたデータを解析し、病変の縦磁化の差を用 いて血流量の算出を試みたが、high-flow lesionとlow-flow lesionの鑑別に有用な閾値は出なかった。
今後の課題として良好な画像の症例数を増やし、正確な血流量を算出するためにさらなるシーケンスの改良が必要である。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K11068/15K11068seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 15K11068