基本情報

所属
東京理科大学 工学部 建築学科 教授
学位
博士(工学)(東京大学)

連絡先
t-itors.kagu.tus.ac.jp
J-GLOBAL ID
200901091539103532
researchmap会員ID
1000367709

外部リンク

建築構造(鋼構造、ハイブリッド構造)を専門としていますが、最近は、他分野の先端研究・技術にも関心があり、積極的に他分野の研究者と交流し、学際的研究を実践しています。
1つ目は、Internet of Thingsを利用した建物モニタリングです。
IoTの基本コンセプト、すなわち、無電源・小型センサ・AI・省電力無線通信により、建物の状態を検知します。建物の動き(振動、温熱環境)により環境発電を利用し、センシングも兼ねます。ビッグデータをAI解析し、結果を通知します。大学の実験室での基礎研究から、実建物に実装した実地研究まで、幅広いフェーズで研究に取り組んでいます。物性物理、電気工学、回路、通信ネットワークなどの学際的研究です。
2つ目は、コミュニティー・デザイン手法による建築生産システムの最適化です。
建物の生産に関わる人・モノ(資材、道具、車両)の所在・数量・動きなどをDB化し、日常時・非常時のネットワークを解析します。例えば、自然災害の被災地では、日常時と異なる状況に直面しますが、稼働できる点を結び直し、復旧・復興に向けてネットワークを最適化します。地方都市を具体的な研究フィールドとして、産学官連携研究として取り組んでいます。情報システム学、マルチメディア工学との学際的研究です。
3つ目は、デジタル・ファブリケーションによる震災建物の補修法の研究開発です。
精密機械工学、ロボティクス工学との学際的研究です。
以上、3つのテーマの共通の研究キーワードは、「都市・建物の高レジリエンス化」です。

経歴

  6

委員歴

  33

論文

  168

MISC

  388

書籍等出版物

  6

講演・口頭発表等

  216

共同研究・競争的資金等の研究課題

  12