2016年4月 - 2021年3月
道徳の教科化と教育の保守化をめぐる学校現場の政策受容過程に関する総合的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
戦後我が国の義務教育において教科とは異なる形で実施されてきた道徳の時間が、2018年度より「特別の教科 道徳}となった。本研究では、2016年度と2021年度に質問紙調査を実施し、教科化前と教科化後の道徳教育を比較研究のための基礎データを作成した。また、海外の道徳教育を視察し、道徳教育が各国の政治的社会的文脈を背景として組織されていることを確認した。さらに、我が国の現場教員の授業づくりのプロセスを、アクションリサーチの手法を用いて実践的に観察し、学校現場が道徳の教科化をどのような実践レベルの関心を持って受け入れたのかを検討した。
- ID情報
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- 課題番号 : 16H03788
- 体系的番号 : JP16H03788
この研究課題の成果一覧
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論文
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常葉大学教職大学院紀要 (9) 57-67 2024年3月 筆頭著者責任著者
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常葉大学教職大学院研究紀要 (7) 113-126 2021年9月 責任著者
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関西国際大学教育総合研究叢書 (14) 15-34 2021年3月 最終著者責任著者
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関西国際大学教育総合研究叢書 (13) 2020年3月 査読有り最終著者責任著者
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信州大学教育学部研究論集 (14) 85-104 2020年3月 最終著者
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常葉大学教職大学院研究紀要 (6) 117-132 2020年3月 最終著者責任著者