2017年9月6日
メニーコアプロセッサによる多倍長精度数値積分の性能評価
日本応用数理学会2017年度年会
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 日本応用数理学会
- 開催地
- 武蔵野大学有明キャンパス
我々は、素粒子物理学での場の理論による高次摂動までの補正効果を取り入れることで評価が必要となる、ファインマンループ図形積分を、多倍長精度浮動小数点演算により高速に計算する手法について研究開発を進めている。我々は再構成可能デバイス(FPGA)による非常に高精度な専用計算システムを実現することに加えて、高性能かつ応用がより広い倍々精度演算手法によるGPUおよびメニーコアプロセッサでの積分計算をおこなう手法を確立した。本発表では、メニーコアプロセッサのひとつであるPEZY-SCを採用した計算システムでの、ファインマンループ図形積分の性能評価について報告する。