2013年4月 - 2017年3月
睡眠時ブラキシズムのナチュラル抑制療法の新開発
日本学術振興会 科学研究費助成制度
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 15,600,000円
- (直接経費)
- 0円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究の目的は,ラベンダー(LA)による嗅覚刺激が睡眠時ブラキシズム(SB)に及ぼす影響を明らかにすることである.本学学生277名の内,条件を満たしかつ実験の同意が得られた健常者26名を被験者として選択した. LA群とコントロール(CO)群に分け、睡眠時ポリソムノグラフにより、睡眠状態とSBイベント数の測定、分析を行った。その結果、LAにより睡眠の状態が改善されるとともに、睡眠時ブラキシズムの回数は有意に減少した。以上より、LAによる嗅覚刺激は睡眠の状態を改善するとともに、睡眠時ブラキシズムの回数を減少させる可能性が示された。