2018年
Ag(110)上単分子層をテンプレートとした高配向有機薄膜の作製
表面科学学術講演会要旨集
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- 巻
- 2018
- 号
- 0
- 開始ページ
- 309
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.14886/sssj2008.2018.0_309
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 日本表面真空学会
高効率有機デバイスの実現には、結晶性薄膜の形成が必要である。本研究ではPiceneなどの分子の薄膜形成過程の解明のため、異方的な表面を持つAg(110)基板上に、これらの分子の高配向膜の作製を行なった。この試料を用いて、STM計測や電子状態の変化を計測した。この結果、これらの分子は基板の列方向を反映した単分子層を形成し、この構造をテンプレートとして結晶性の高い多層膜の作製が可能となった。
- ID情報
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- DOI : 10.14886/sssj2008.2018.0_309