資料公開

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タイトル 衛星を利用した捜索救難システム
カテゴリ 研究論文
概要 東海大学医学部は,1984年より郵政省通信総 合研究所と共同で,医療分野における衛星の利 用を研所している.この1つとして新たな捜索 救難システムの検討を,次世代総合移動体衡星 である技術試験衛星V型にて行った.国家機関 のみが行ってきた技術試験衛星シリーズでの, 初の民間利用であり,郵政省通信政策局の指導 のもと, (財)電波システム開発センターに設 置されたETS-V利用実験実施連絡会に加入し, 郵政大臣より実験局免許を得た.東海大学医学 部は,幾つかの医療実験を行っており,このう ち捜索救難に関する実験は,1991年3月半り第 9管区海上保安部伏木の指定海域(富山湾雨晴 沖7キロ)で,海上への遭難ブイ投下,図上遭 難者の入水,漂流を行い,技術試験衛星V 型を介して,位置情報,生存情報を得ることを 試みた.ここではこれまでの経緯と衛星を利用 した捜索救難システムの概略を紹介する.