2010年 - 2012年
「"前"白血病性幹細胞」の成立機転の解明とその治療・予防への応用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
白血病の成立上重要なステップが、前白血病段階である。この状態の成立機転を解明することで、新規治療法さらには予防法の開発が可能であると考えられる。本研究では、TEL-AML1白血病の"前"白血病性幹細胞を、マウスを用いてモデリングし、その成立に必須の4つの遺伝子を同定した。同定した遺伝子は、白血病の維持にも必須であることが判明した。4遺伝子を標的とした治療法・予防法の開発が期待される。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 22591054
- 体系的課題番号 : JP22591054